ご葬儀の最後の場面である出棺の際に、故人様のご遺体を乗せた霊柩車がクラクションを
鳴らすのを耳にされたことがあるかと思いますが、これにはどのような意味があるでしょうか。
そこで今回は、出棺時にクラクションを鳴らす意味についてご紹介します!
ご葬儀は、悲しく物静かにそしてしめやかに執り行われます。
しかし、ご葬儀の最後の場面である出棺の際に霊柩車がクラクションを鳴らすことがあるのはなぜでしょうか。
出棺時にクラクションを鳴らす理由はいくつかありますので、以下でまとめさせていただきます。
◎鐘や楽器の代わりとして
かつては出棺の際に、お寺の鐘や楽器を鳴らしたりすることで出棺を知らせていました。
しかし、近年ではお寺でご葬儀を執り行うことが少なくなっているため、
霊柩車のクラクションを鳴らすことで鐘や楽器の代わりとしたという説があります。
◎茶碗割の代わりとして
出棺の際に茶碗を割るという儀式を行うという地域もあります。
割る茶碗はご葬儀の時に故人様の近くにお供えしている茶碗で、
この世に戻らないようにとの想いを込めて出棺の際に茶碗を割ります。
最近では、その茶碗割の儀式の代わりにクラクションを鳴らすことがあるそうです。
次回、出棺時にクラクションを鳴らす意味②についてご紹介します!
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