前回は、出棺時にクラクションを鳴らす意味①についてご紹介しました!
◎鐘や楽器の代わりとして
◎茶碗割の代わりとして
今回は前回に引き続き、クラクションを鳴らす、
鳴らさないについて詳しくご紹介していきます!!
◎空砲や汽笛の代わりとして
ご遺体の長期間の保存ができなかった時代には、
航海中に死者が出た際にやむを得ず海に流していましたが、その際に空砲や汽笛を合図として使用していました。
この行為を「礼砲を鳴らす」と言いますが、クラクションはその名残とされている説になります。
◎一番鶏の鳴き声の代わりとして
一昔前のご葬儀では夜明け前に出棺となることも多々ありました。
出棺する時間は一番鶏が鳴く時間でもあったため、
一番鶏の代わりとしてクラクションを鳴らすようになったとの説もあります。
また、一番鶏には邪を払う力があるとされているため、
故人様があの世に向かう道中の邪を払うという意味も込められています。
◆クラクションを鳴らさない場合も…
霊柩車は当然のことながらご葬儀を執り行った場所から出発するため、
葬儀式場やその周囲ではクラクションが鳴り響きますが、クラクションの音が非常に大きいため、
その大きな音を不快に思われる方もいらっしゃいます。
そのためクラクションを鳴らさずに出発したり、クラクションを鳴らす時間を短くすることもあります。
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