供花は通夜や葬儀の会場、祭壇、
棺周りを飾るために親族や参列者らが用意するものです。
足の高いスタンドの上にかご盛りで花を活けたスタンド花が主流ですが、
近年では祭壇上に花をあしらうための費用として花代を申し受けるケースもあります。
信仰している宗教によって供花の種類や考え方に違いがあります。
◆仏教
どのような規模の会場でも利用しやすいよう、
籠盛りにしたフラワーアレンジメントが一般的です。
斎場が広い場合、フラワースタンドを一基送る場合が多いです。
悩む場合は手配、注文の際に葬儀会社に相談しましょう。
使用する花は基本的に生花です。
以下のような花材を使用するのが一般的です。
・菊
・カーネーション
・ユリ
・デンファレ
・リンドウ
・カサブランカ
また、高級感を出すために胡蝶蘭を入れることもあります。
全体的に色は白をベースに薄いピンクなど落ち着いた雰囲気に仕上げることが多いです。
地域によっても違いがあり、関西地方の仏葬は
樒(しきみ)という細長く白い花を用いる習慣が存在します。
次回は神道・キリスト教(カトリック)供花の種類について紹介します!
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